新潟県南魚沼市六日町に店を構えるパティスリー シュクレは、雪深い土地で40年以上にわたり地域に愛され続けてきた菓子店だ。ヨーロッパ風の木組みの外観は、国道沿いでもひときわ目を引く存在となっている。オーナーの佐藤浩一シェフは「お菓子を通じて人を幸せに」という思いを胸に1984年に開業し、「誰かのために仕事を打ち込める人を育て、感謝の心を持てる集団になりたい」との理念を大切に、スタッフとともに店を育ててきた。
理想を叶える設備アップデート

プリンやマカロンなど繊細な商品の品質を安定させるため、15年前にRATIONALを導入した佐藤シェフは、数年前に最新モデルiCombi Proへの買い替えを決断した。旧型では焼きムラが生じる場面があり、改善すべき課題として長く気になっていたという。販売店の薦めでiCombi Proを試す機会がありマカロンを焼いた際、その均一な仕上がりに驚き「こんなに簡単にうまくできるものなのか︕」と、買い替えの決め手になった。



買い替え後は「蒸す」と「焼く」を組み合わせる焼き方にアイデアがふくらんだ。紙カップに生地を仕込んで冷凍し、冷凍のままコンビモードで焼き上げるシフォンケーキは思い通りの出来映えで、必要数だけ取り出して焼ける効率的な商品になった。最新作はパイ生地にクリームを詰めた手軽なおやつ菓子「コルネ」だ。成形して半焼きした生地を冷凍し、やはり必要数だけ焼成し、焼き立てを提供しているという。

こうした改善によって厨房には時間的にも経営的にも余裕が生まれた。その“余裕“が、次の挑戦へ踏み出す力になっている。半焼きにした生地を焼き切り、クリームを詰めて提供するコルネ、そしてガトーショコラのような食感に焼き上げる、カカオポッド型のチョコレートフィナンシェなど、iCombi Proの性能を活かした新しい商品が次々と生まれているのはその象徴だ。佐藤シェフは「もっとおいしくしたいという欲求が高まりましたね。蒸しながら焼き切る、蒸してから焼き切る、この技術を自在に操れる職人になりたい」と語る。買い替えを機に、厨房の負担が軽くなっただけでなく、“つくる喜びがもう一度広がる環境“が整った。品質向上と効率化がそろうことで、日常の仕込みや焼成が無理なく進み、心の余裕が新たな創造につながっている。iCombi Pro は職人の技術と可能性を押し広げ、店の未来を支える頼もしい相棒になっている。

導入前の課題
電力コストのひっ迫
安定しない調理品質
焼成温度で調理スケジュールが左右される
熟練の経験者の確保
導入しているソリューション
iCombi Pro 6-1/1
カスタマーベネフィット
調理品質の向上
生産性アップ
電気代の削減
柔軟な調理計画が実現
新しいメニュー提案