厨房での朝一番の仕事はiVario® Proで玄米を炊くこと。次いで、おかずの調理が始まる。
給食は基本的にはオーガニック野菜が中心。「油少なめ、味薄め」でよく噛むことで甘みを感じられるように、野菜の歯ごたえ、本来の旨みを活かした調理をしている。水分の多い夏野菜は少量の油をまぶしてiCombi® Proで下調理し、iVario® Proで高温、短時間で本調理。下調理によりできた油の膜で栄養が流れ出すのを防ぎ、煮くずれせず仕上げる。給食では葉野菜を含め、トマト・フルーツ以外は加熱するのが原則で、和え物に入っているキュウリなどの野菜もiCombi® Proでサッと火を通す。食べやすい上にドリップが出にくくなるので、栄養分も抜けない。
給食の配膳が済むと、おやつの用意と翌日の準備が始まる。オーガニック農家から届く野菜は、皮ごと使うため下処理に時間がかかる。調理がiCombi® Proと iVario® Proを使い短時間で進むので、こうした作業にも十分に時間をとることができる。さらに機器の洗浄も簡単にできることから、勤務終了の17時をスムーズに迎えられている。
給食で子供たちが1日に摂るべき野菜の量は補えているので、家庭では動物性タンパク質が中心の食事になっても栄養のバランスはとれる、と浅野氏は考える。「それでも忙しい保護者の方が、何品ものおかずを夕食に用意するのは簡単なことではありません。厨房にiCombi® Proと iVario® Proを導入したことで、今後は子供を迎えに来た保護者の方が買って帰れるお総菜も作りたいと思っています」。
料理を大量にムラなく、効率的に調理できるラショナル製品の導入が、子供だけでなく、その家族の食生活を支えていこうという新しいアイデアに発展。「食」で心も体も養うという信念は、コミュニティの未来を明るく照らしていきそうだ。