八ヶ岳の玄関口と言われる山梨県小淵沢に2024年7月、フレンチレストラン「コントラスト」がオープンした。北欧風の建物は緑に囲まれた小川のほとりに隠れ家的に佇む。オーナーの小池秀樹さんは、都内有名ホテルやベルギーで腕を磨き、地元山梨に戻ってからは「清泉寮」の料理長を務めてきた。長く一流の厨房で働いた経験でたどり着いたのは、「独立するならRATIONAL製品の導入が必須」という結論だった。
「勤務先の多くに導入されていて、その威力は知っていたので、職場の条件は『RATIONALがあること』と決めていたくらいです」と小池さんは言う。自店は完全予約制のフランス料理店に、奥様が店長を務める「カフェ リス」が併設されており、それらの料理を小池さんがほぼひとりで賄う。「50代に差しかかり、体力も落ちていくことも考え、厨房内が高温になるガスレンジは入れたくなかったのです。ガスレンジがなくても、iCombi ProとiVario Proがあれば、思い通りの料理は作れることがわかっていましたから」。iVario Proで多くの作業ができるぶん、iCombi Proは付け合わせの野菜料理など、他の調理にフレキシブルに使える。「ローストモードで調理した地元野菜が抜群に美味しくて、カフェで提供するデリの種類も増えました。厨房では殆どiCombi ProとiVario Proで調理しています」。
非日常を楽しんでもらう「コントラスト」で、アラミニュイットの繊細な料理を出しながら、日常的に利用してもらいたい「カフェ リス」用に惣菜やカレーも準備する。「iVario Proはスタッフ2~3人分の働きをしてくれます。仕込んで、冷凍しておいたカフェ用メニューを一方のパンで温めながら、もう一方でレストランのお客様に調理することができますし、営業後は自動調理モードで一晩かけてブイヨンや煮込みを作れます」。
夏が繁忙期となる場所柄、寒い季節にはジャムや総菜の店頭・オンライン販売や、ケータリングを計画。多様なビジネス展開にもiVario Proが対応する。「自分の年齢を考えると、朝から晩まで仕事尽くめにはしたくありませんでした。人間でなくてもできることを機器に任せれば、時間に余裕が生まれ、盛り付けや料理のアイデアに時間をかけられます。実際、ひとりでできることが多くなったうえに、労力も軽減されています」と小池さん。