一号舘 スーパーマーケット - 三重県四日市市

三重県四日市市に本社を置く、株式会社一号舘は、東海地方にスーパーマーケット「一号舘」を18店舗展開するほか、ホームセンター、ディスカウント業態にも進出し、全31店舗を運営する。本社デリカセンターからは、毎朝5時半に第一便が出発し、直営20店舗にできたての総菜商品が配送される。お弁当に総菜、パンやピザ、和菓子まで多種多様な商品の調理が進行する厨房に、RATIONALのiCombi ProとiVario Proが導入されている。スチームコンベクションオーブンがiCombi Proに代わり、作業効率は大きく向上したという。

iCombi Proは天板20枚を一度に入れられる上、仕上がりが均一で作業時間が一気に短縮されました。圧力調理機能のあるiVario Proでは新しいメニューに挑戦できるようになりました。両ユニットは誰でも操作できる簡便性も備えています。

株式会社一号舘 商品本部 オールデリカ部 デリカセンター

センター長 水井 啓太氏 / 商品開発担当リーダー 岡田 達氏

材料を入れてできあがりを待つだけ。メニューの幅がどんどん広がる

一方、iVario Proは新しいメニューの発想を後押ししている。まずとりかかったのがだし巻き卵だった。「総菜コーナーの定番商品である、卵焼きの専用機を入れることに二の足を踏んでいましたが、iVario Proのデモンストレーションで、仕事の経験が浅い従業員でもおいしく作れそうに見え、さらに様々な調理ができると感じたので挑戦することにしました」(水井さん)。だし巻き卵は火力調整が特に難しいが、iVario Proではタッチパネルの操作で予熱後の油をひくタイミング、巻き始めのタイミングなどを指示してくれる。専用アクセサリーのスクレイパーの使い方に慣れれば、誰でもきれいなだし巻き卵を焼くことが可能だ。かかる時間はわずか2分。左右両方のパンを使い、2つ同時に焼ける程、扱いに慣れた従業員もいるという。やきそばや、お弁当に添えるひじき煮や切り干し大根の調理にも重宝されている。「ひじき煮や切り干し大根はコンロで調理することもできますが、目が離せず人手がとられます。iVario Proは材料を入れたら任せるだけなので助かります」と水井さんは話す。

水井さんと岡田さんはiVario Proの圧力調理機能に注目している。試作を重ね、商品化が決定した煮豚はかたまり肉で調理し、豪快に丸ごと1本で販売されるという。次に商品化を目指しているのが豚バラ軟骨のトロトロ煮やビーフカレーだ。煮込み料理は通常、調理に時間がかかるが、圧力機能を使えば最大35%のスピードアップが実現し、軟骨も120分程でトロトロに仕上がる。調理終了後はオートリフトでパンを傾けて中身を取り出せる。適切に温度が管理されているので、調理中にこびりつきが生じることもないため、次の調理にとりかかる際も、付属のシャワーで洗い流し、洗剤で軽く洗うだけでOK。無理な体勢をとることなく隅々まで手が届く。大鍋をシンクに移動したり、洗ったりという負担がなくなったという。

「当社ではiCombi ProとiVario Proにより品質の安定と調理効率が大幅に向上しました。しかも誰でも操作できる簡便性も備えています。単に調理のオートメーション化が図れるだけでなく、思い通りの仕上がりを細かく調整できるので、様々な厨房で大いに活用できると思います」と水井さんは話す。

導入後のメリット
  • 大量調理が可能
  • 作業時間の短縮
  • エラー商品の激減
  • 商品の品質向上
  • プログラムを組めばタッチパネル操作で誰でも調理可能
  • 自動洗浄機能
  • 圧力調理機能でメニューの幅が広がった